河村眞美 |  中屋光裕... -  《水産海洋研究》 - 2020,84(3) - 223～224 - 共2页

摘要：ホッケPleumgmmmus azonusは，本邦の主要水産資源の 1種であり，北海道周辺では道北、道南、太平洋の3系群 に分けられて（入江，1983),資源評価が行われている. どの系群も2010年以降，漁獲量が急減しており（北海道， 2019),その要因究明と資源回復策が求められている.お よそ魚類の資源量変動は，生活史初期の生残に左右される ため，初期生残に関する有益な情報をもたらす耳石日周...

关键词： ホッケ |  道南系群 |  耳石日周輪 |  成長

髙津哲也 |  中屋光裕... -  《水産海洋研究》 - 2020,84(3) - 221～ - 共1页

摘要：多くの魚類の資源量変動は，ふ化後1年以内の卵、仔稚魚 期に生じる.したがつて実効性の高い資源管理を実現する ためには，初期生残過程を解明し，さらに加入量から漁獲 可能量を推定する必要がある.マダラGadus macrocephalusは本邦では，北海道および 東北地方太平洋側および日本海周辺の大陸棚斜面から沿岸 にかけて生息し，底建網や底刺網，底曳網，底延ffi等で5.0 万トン漁獲されている産業...

关键词： RPS |  加入量 |  水温 |  マダラ

高偉峰 |  中屋光裕... -  《水産海洋研究》 - 2020,84(3) - 228～229 - 共2页

摘要：キアンコゥLophius litulonは北海道以南の日本周辺，渤海， 黄海，東シナ海に分布するアンコゥ科の魚類で，特に太平 洋北部海域では主に底建網，底刺網の重要な漁業対象種と なっている（Yonedaetal., 1997,2001).本種資源の持続的 な利用には，資源変動の主要因と考えられる生活史初期に おける生態を把握して.資源管理を行う必要がある（竹谷 ほか，2013,2017).しかし...

关键词： キアンコゥ仔魚 |  耳石日周輪 |  成長.食性

巣山哲 |  森岡泰三... -  《水産総合研究センタ－研究報告》 - 2006,0(Suppl.4) - 173～180 - 共8页

摘要：サンマCololabis sairaは北太平洋の亜熱帯海域から亜寒帯海域に広く分布し（Hubbs and Wisner，1980），日本，ロシア，韓国，台湾などが漁獲を行っている（水産庁増殖推進部，独立行政法人水産総合研究センター，2005）重要な浮魚資源の1つである。 日本においてサンマはTAC魚種に指定され，毎年生物学的許容漁獲量（ABC）を算出することが求められている。 このために，資源動向...

关键词： Pacific saury |  maturation process |  rearing experiment |  spawning period

吉田直人 |  高津哲也... -  《日本水産学会誌》 - 2005,71(2) - 172～177 - 共6页

摘要：魚類や着用無脊椎動物の分布密度を正確に推定することは，資源管理上極めて重要である。 底生小型魚類や表在性ベントスの分布密度や現存量の把握にほソリネットやビームトロールなどの小型底曳網類が用いられることが多く，これらの底曳網類の大きさや形状などは様々であり，それぞれの採集特性を明らかにしておく必要がある。日向野らほ正確な曳網距離を推定するために，数取り器を改良した距離計を開発した。 また，木元らは水...

关键词： 採集効率 |  エビジャコ |  マコガレイ |  稚魚 |  広田式ソリネット |  ドロップトラップ |  距離計

柳晶子 |  横田高士... -  《水産海洋研究》 - 2020,84(3) - 225～ - 共1页

摘要：近年，資源量の減少が危惧されているホッケについて，飼 育実験から加入量の変動要因の解明に寄与することを目指 してきた.一般的に魚類では加入量の多寡は死亡率が著し く高い発育初期の生き残りに左右されると考えられてきた が，加入量変動機構については未解明の部分も多い.一方， 雌親魚の体サイズゃ栄養状態がこれらによつて産出される 卵や仔稚魚の生存率を左右するという母性効果について加入量変動要因として取り...

髙津哲也 |  中屋光裕 -  《水産海洋研究》 - 2016,80(3) - 248～250 - 共3页

摘要：近年の津軽海峡では夏季に高水温，逆に冬季には低水温に 変化し，水温較差が大きくなつているといわれている.漁 業者はこの水温変化を.様々な水産生物種の漁獲量の変化 として実感しているであろう力5,具体的にどのような生物 種の漁獲量がどう増加、減少してきたのか，全体を俯瞰、 比較した報告はない.また同時に漁獲量は，人為的な要因 によっても大きく変動する.ここでは津軽海峡の北海道沿 岸と，陸奥湾を含む青...

髙津哲也 |  中屋光裕... -  《水産海洋研究》 - 2015,79(4) - 342～343 - 共2页

摘要：魚類の資源量変動原因は，初期生残の良し悪しや，乱獲が 主要因である力、閉鎖性の内湾では，水塊の交替量の低下 に伴う貧酸素水塊によって生じることもある.貧酸素水塊 の発生は海底付近で生じることが多いため遊泳能力の低い 底生魚類を中心とした資源量低下が著しく，人間の目から は目立たないことが多い.近年.北海道噴火湾や青森県陸 奥湾では，夏期から秋期にかけて，海底付近で溶存酸素量 が低下する年が多くなつ...

中屋光裕 -  《日本水産学会誌》 - 2014,80(4) - 541～544 - 共4页

摘要：水産資源の持続的利用には，資源の変動機構の解明と 精度の高い資源動向予測，それに基づく適正な資源管理が必要である。サソマCololabis sairaは,北太平洋亜寒 帯海域から亜熱帯海域に分布する重要な水産資源であ り，日本，ロシア，韓国，台湾などが漁獲を行ってい る。"日本では，漁獲可能量制度（TAC)による本種の 資源管理が行われている。しかし，本種は大規模な回遊 を行い，産卵期は長く，産卵...